【中学受験】算数オリンピック!対策法は?向いている子はどんな子?

中学受験 算数オリンピック
2023年度 算数オリンピック

日程は以下の通りとなっています。

2023年度「算数オリンピック」

トライアル大会:6月11日(日)

ファイナル大会:7月16日(日)

表彰式:8月20日(日)

受付期間:4月1日(土)~5月20日(土)

今回は「算数オリンピック」について書いていきます。

私はこれまで中学受験の塾で指導をしてきましたが、その中でも多くの子を「算数オリンピック」に送り出しました。

そこでは、ファイナルは毎年何人かの子が進みますが、その中には金メダルや銀メダル、古川賞を取った子もいます。

生徒A君

金メダル…!!

そういった子たちを見てきて、どんな子が算数オリンピックに向いているのか、対策法は何があるかを書いていきま

この記事を書いた人:さば先生

自己紹介
先生 さば

中学受験の塾講師として18年今までの教えてきた生徒数は3000名以上。教室長としても複数教場を運営後、算数の教科責任者として若手の育成や教材作成を手掛ける。現在は東京の有名塾の管理職かつ現役で教壇に立ち続けています!

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目次

算数オリンピックとは?

算数オリンピックとは算数という万国共通の種目で、思考力と独創性を競い合う大会として、1992年に創設されました。

小学生が参加できるものは3つありますが、参加者の上位勢の多くは筑駒や御三家を狙う算数大好きな子たちです。

さば先生

中学受験で最難関校を目指しているのであれば、ぜひ算数オリンピックはチャレンジして欲しいですね。

オリンピックというだけあって参加者は日本だけではありません。

中国・シンガポール・タイなどといったアジアの国々でも開催されています。

さば先生

日本の小学生がメインで頑張っています!

小学生が参加できる算数オリンピックは3つあります。

  • 算数オリンピック(小学6年生以下)
  • ジュニア算数オリンピック(小学5年生以下)
  • 算数オリンピック キッズBEE大会(小学1年生~3年生)

算数オリンピックに向けた対策法は?

算数リンピックの対策法は大きく2つあります。

  • 塾で対策
  • 問題集で対策

算数オリンピックは塾で対策

算数オリンピック対策の一つ目は塾の講座を受講することです。

以下の有名塾で算数オリンピックの対策講座があります。

興味がある方は問い合わせをしてみましょう。

対象場所料金
希学園小2~6目黒小2・3 5500円/月
小4・5 6600円/月
小6 9900円/月
エルカミノ小2~6各校舎9350円/月
りんご塾小1~6各校舎22000/月
さば先生

他にも単発無料で講座を行っている所もありますが、明らかに集客目当て感があり私は微妙だと思います。

りんご塾は算数オリンピック専門の塾です。

希学園・エルカミノについては下の記事もお読みください。

算数オリンピックは問題集で対策

  • 算数オリンピック過去問
  • 算数オリンピック対策問題集
  • ゲーム

算数オリンピック過去問

算数オリンピックの対策を問題集でやるのであれば王道は過去問を解くことです。

最新の問題集はAmazon等では売っていません。

算数オリンピックオンラインショップで購入しましょう。

算数オリンピック対策問題集

ゲーム

ワンダーボックスで対策をする

ワンダーボックスという通信教育の教材があります。

STEM教育の幼児教材ですが、この教材を低学年のうちから勉強しておくと算数オリンピックに役立ちます。

なぜなら多くの算数オリンピックの問題作成者がこの教材の作成に関わっているからです。

さば先生

この教材を作っている会社は元はなまる学習会の先生が立ち上げました。

詳しくはこちらもご覧ください。

算数オリンピックはどんな子に向いている?

算数オリンピックに向いている子はどんな子でしょうか?

  • 最難関校を受験しようと考えている子
  • 時間を忘れて問題を考えられる子
  • 負けず嫌いな子
  • 数字が好きな子
  • 図形問題が好きな子
さば先生

一つでも当てはまる子はぜひチャレンジしてみましょう!

最難関校を受験しようと考えている子

2022年度の「数学オリンピック」の結果を見ると名だたる学校名が!

筑波大付属駒場、灘、開成、麻布などなど…

なかなか模試でも全国の子と競い合う場面はなかなかありません。

さば先生

「算数オリンピック」の勉強はそのまま最難関校の「入試対策」になります。ぜひ楽しんで参加しましょう!

時間を忘れて問題を考えられる子

「時間を忘れて問題を考え続ける」

これはかなり重要な要素です。

算数オリンピックは試験時間も長いですからね。

《トライアル大会》

試験時間問題数
キッスBEE60分9題
ジュニア算数オリンピック90分10題
算数オリンピック90分10題

《ファイナル大会》

試験時間問題数
キッスBEE60分8題
ジュニア算数オリンピック120分8題
算数オリンピック120分8題
さば先生

集中力も重要な要素です。時間を忘れて問題を考えることができる子は「算数オリンピック」向きですよ!

負けず嫌いな子

これは算数オリンピックに限らず中学受験生にはとても大切なことです。

私の教え子の中でもファイナル進出を出来ずに涙を流した子もいます。

競い合う気持ちが子供の学力を伸ばします。

「うちの子は競争心がない…」たまに保護者の方から言われることがあります。でも私は今まで算数オリンピックに関わらず受験生で競い合うことが嫌いな子を一人も見たことがありません。実は競争の機会を得ていないからというのが正しいと思います。算数オリンピックを競い合いの第一歩としても良いですね。

数字が好きな子

算数オリンピックに必ず出てくる数に関する問題。

普段から数を分解したり、数を並び替えてみたり、倍数・約数に関心があったりと自分でいろいろと試してルールを発見したりということが大好きな子は算数オリンピックに向いています。

さば先生

この数に関する勉強をしておくと中学受験の最難関校でも必ず活きてきます。超頻出です!

図形問題が好きな子

数と並んで図形問題も必ず登場します。

算数オリンピックの図形問題は「ひらめき」が必要となります。

この「ひらめき」は潜在的なものではなく訓練でつけることができる能力です。

そのためには

試行錯誤がとても大切

これを楽しんでできる子は、算数オリンピックの過去問で図形問題を訓練して大会に出場しましょう。

【中学受験】算数オリンピック!対策法は?向いている子はどんな子?|まとめ

算数オリンピックについてまとめました。

対策は

  • 塾で対策
  • 問題集で対策

どちらでも構いませんが対策なしでは厳しいので、お子様に合う方でチャレンジしましょう。

向いている子は

  • 最難関校を受験しようと考えている子
  • 時間を忘れて問題を考えられる子
  • 負けず嫌いな子
  • 数字が好きな子
  • 図形問題が好きな子

全部当てはまらなくても一つでも当てはまれば良いです。

一番大事なことはお祭りごとを楽しむ!ことです。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

アドセンス

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