今回は関西で有名な集団塾を3つ紹介します。
浜学園、馬渕教室、希学園の関西をメインにしている3つの塾です。
もし関西方面で塾をお探しの方はぜひ参考にしてみてください!
関西には多くの難関校があります。
東大寺学園、西大和学園、甲陽学院、洛南高附属、神戸女学院などがありますが、別格は灘中学です。
2022年度の灘中学合格者数No.1は「浜学園」でした。
これで18年連続1位となりましたね。
私にも子供がいますが、私が3つの塾を見比べて子供に通わせたいと思った塾は………
どこも良い塾ですが・・・
私なら「浜学園」に通わせたいですね!
あくまで個人の意見ですので……
別に灘中学の合格者数が日本一だからではありません。
システム、教材、教師など受験に必要な要素のバランスが非常に良いと感じたからです。
ちなみに私はプロフィールにもありますが東京で塾講師をやっております。
偏見もないので3つの塾を見て思ったことを書いてみたいと思います!
浜学園については下の記事にも詳しく書いています。
本気の受験生を作る塾!
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この記事を書いた人:さば先生
中学受験の塾講師として18年。今までの教えてきた生徒数は3000名以上。教室長としても複数教場を運営後、算数の教科責任者として若手の育成や教材作成を手掛ける。現在は東京の有名塾の管理職かつ現役で教壇に立ち続けています!
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浜学園、馬渕進学教室、希学園の紹介
まずは3校がどんな塾かを見ていきたいと思います。
関西のHPを見ていて思ったのですが、東京や神奈川に比べて広告の表現が露骨というか、すごく関西らしさを感じますね(笑)
浜学園
63年と歴史がある関西の大手塾ですね。
灘中学の合格者数は18年連続日本一となっています。
イメージカラー:黄色
生徒数:約8000名
校舎数:兵庫13校、大阪13校、京都4校、滋賀1校、奈良3校、愛知8校(刈谷教室2022年2月開講)、岡山1校、和歌山1校、沖縄1校、首都圏6校、台湾1校
教材:オリジナル教材
あの原色の黄色は私も知っていましたがあらためてみると見るとすごく目立ちますよね。
私も以前、2月1日の開成中学の門前激励に行ったときに黄色くて目立つ浜学園の講師と生徒を見たことがあります。
浜学園は関西最大手だけあってシステム部分はものすごくしっかりしています。
かゆいところに手が届く感じです。
浜学園は完全「復習型」の塾です。
1週間の「学習計画表」があり、自宅学習での勉強のしやすさをサポートしてくれます。
学習計画表を見ながら家でしっかり復習した上で、毎回の授業のはじめに「復習テスト」があります。
もし授業を欠席してしまった場合もWebで授業内容を確認できるので安心です。
講師目線で一番気になった箇所は・・・・・
始め見たときは何だこれ?
と正直思いましたが、関西らしく面白い制度だなと思います。
簡単に言うと「浜学園は教師に自信があります」ということです。
ぜひ一度、私も浜学園の講師の授業がどんなものかを見てみたいです…
その他にもオンライン教室や、関東進出や幼児教育など幅広く活動をしています!
灘中学の合格実績などで、難関校ばかりに目が行きがちですが、実際にはそんなことはありません。
「生徒が決めた志望校をあきらめずに時に厳しく全力で応援してくれる」そんな塾です。
ぜひHPは若干見にくいので資料請求をしてゆっくりお家でリーフレットをご覧ください。
【中学受験】進学教室浜学園本気の受験生を作る塾!
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馬渕教室
イメージアニマル:馬
生徒数:非公表(小6は1000名弱?)
校舎数:兵庫10校、大阪13校、京都7校、滋賀1校、奈良4校、愛知5校
教材:オリジナル教材
実は私は馬渕教室とはちょっと縁がありまして、2回ほど東京から訪れたことがあります。
その時に校舎案内と説明会にお邪魔したのですが、とにかく全職員の方が丁寧なご対応をしてくれました。
あの時のイメージのままとにかく親身に対応する塾ですね。
HPの端々にも「細かく見ます」「すぐに塾に電話してください」「補習も無料でします」といった文言が多いです。
これは子供に手を焼いているご家庭には満足度が高いと思います。
お休みした時も浜学園同様、Webで授業の内容は確認できます。
電子黒板や映像関係も3塾では一番力を入れています。
講師目線で一番気になった箇所は・・・・・・
HP内に「年間スケジュール」というものがあります。
わたしはてっきり生徒の1年間の予定が書いてあるのかと思ってました。
保護者の方用の予定表でした。
これ以外とありそうでないんですよね。
面談や保護者会の予定も書いてあるのは親にとっては先が見えるので動きやすいです。
保護者対応がしっかりしている証拠です!
「健全に生徒のために合格へ導く道しるべを作る」そんな塾です。
今までの馬淵教室を大きく成長させた吉田努(元事業部長)さんが急遽退任されたことで、実は一時期関係者では騒がれていました。現在はベネッセグループでは首都圏初となる「進学館ルータス」というところで執行役員兼首都圏中学受験本部長をされています。そちらでの活躍も楽しみです。
希学園
イメージカラー:白に青
生徒数:小6生男女531名(2022年)
校舎数:兵庫3校、大阪4校、京都1校、奈良1校、首都圏4校
教材:オリジナル教材(教師が作成)
3塾の中では人数が少なめです。
それでもここまでの知名度はきっと実績なんでしょうね。
自分の塾を「スーパーエリート塾」と掲げるのはすごいですよね。
サポート体制も素晴らしいです。
質問対応や宿題チェック、確認テストはもちろんあります。
「トークルーム」というのもあって、チューターとの保護者間でいつでもメールのやり取りもできます。
「学習サポートルーム」「居残りサポートルーム」「授業弱点サポートルーム」など授業以外の部分でも至れり尽くせりな印象です。
もし休んだ際にはWebでのフォローもあります。
一部では希学園はきついと言われることもありますが、熱心な授業の裏返しということでプラス材料です。
講師目線で一番気になった箇所は・・・・・・
灘中と洛南女子・西大和女子の「なんでも相談メール」です。
これの何がすごいかって一般の方がお問い合わせできるんです。
おそらく集客の一環かと思われますが、ここまでのサービスをできる塾はなかなかないので、すごい取り組みの一つだと思います。
関西の中学受験塾はどこを選ぶ?浜学園VS馬渕教室VS希学園|まとめ
さて3塾を塾講師目線で見てきました。
私も子供が2人いるので自分の子ならどこに通わせるかを考えてみました。
以前なら馬淵教室もとても良い塾だと思っていました。
ただ、今までの馬淵教室を作り上げた元ウィルウェイ取締役の吉田努氏が退職をされたことが非常に大きいです。
上層部が変わると塾って色々変わりますからね…
もちろんプラスになることもあるとは思いますが・・・
希学園も超難関校を目指すのであれば候補に挙げられるとは思います。
ただHPを見ている限り、あれだけのサポート体制を見ると逆に職員の方も疲労困憊なのでは…と感じてしまいます。
完全に塾講師としての意見ですが、きついと思います…
ということで消去法で私なら「浜学園」です!
詳しくはこちらもご覧ください。
私も実際に小学生の親でもありますので、浜学園の資料を請求してみました。
私は東京在住ですが資料請求はタダですからね…
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3塾とも欠席者にはWebでの対応をしていますが、オンラインは受講姿勢によって効果が全く変わります。
ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
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