今回は【算数の計算に強くなる】中学受験の算数で覚えておくこと42個!と題して書いていきます。

え、算数って暗記科目なの??

いや、暗記科目ではないんだけど覚えておくと絶対に有利だから今日は頑張って覚えましょうね!

はーい!
しっかり覚えれば計算が速くなるだけではなくケアレスミスも減らすことができます。
覚えることを家の壁に貼ると言えばトイレの壁、お風呂の壁ですが、これはお風呂に貼るやつです。
ベストセラーだけあってかなりまとまっていて頭に残りますね!
計算力強化には定番の「そろばん教室」もオススメです!
この記事を書いた人:さば先生

中学受験の塾講師として18年。今までの教えてきた生徒数は3000名以上。教室長としても複数教場を運営後、算数の教科責任者として若手の育成や教材作成を手掛ける。現在は東京の有名塾の管理職かつ現役で教壇に立ち続けています!
twitterで中学受験のお役立ち情報を毎日発信中!フォローお願いします。
【算数の計算に強くなる】中学受験の算数で覚えておくこと42個!四則計算
中学受験の算数で覚えておくこと42個!ということでまずは四則計算で覚えておくと便利なものをご紹介します。
計算が速い子と遅い子の違い
算数の計算が速い子と遅い子の違いはなんでしょうか?
もちろん計算問題を多くやっているから単純に速い!
ということもありますが、計算が速い子は小数と分数の行き来がうまくできます。

1/5+0.75はいくつだ?

え、ちょっと待ってよ…
0.75は75/100で約分すると3/4だから……

ここが差が付くポイントなんだよね!
1/5を0.2に直せばすぐに0.95って出せるね!

確かに!!
ポイント:小数と分数を自由に行き来できると計算が速くなる。
小数と分数の混合問題だと計算が苦手な子ほど小数を分数に変えようとします。
これは、今までの経験でほとんどの分数は小数に変えることができないことが分かっています。
だから、あまり考えもせず、小数を分数に直す方が確実なのでそちらを選んでしまうのです。
算数が苦手な子については下の記事でも紹介しています。
小数と分数を行き来できるようにするために覚えておくこと
小数と分数を行き来できるように覚えておくこと!
《4分のシリーズ!》
- 1/4=0.25
- 3/4=0.75
《8分のシリーズ!》
- 1/8=0.125
- 3/8=0.375
- 5/8=0.625
- 7/8=0.875

8分のシリーズは覚えるのが大変だな…

5/8とかは半分よりも大きいから0.5より大きいな…
とかイメージすることも大事だね!
中学受験の計算問題で覚えると便利なかけ算
知っているだけで便利なかけ算をいくつかご紹介します!
- 4×25=100
- 8×125=1000
- 12×15=180

さあA君!
4×5×125×25×8はいくつだ??

今覚えたやつを使えば…
暗算で出来そうだ!
例えば4×5×125×25×8とかでしたら、5に0を5個付ければいいので暗算で500000と出せますね。
12×15は急になんだ?と思われるかもしれませんが、よく出てくるので覚えてしまった方が楽ですよ!
【算数の計算に強くなる】中学受験の算数で覚えておくこと42個!平方数編
次に覚えておくと便利なものは「平方数」です。
平方数とは
平方数とは同じ数をかけ合わせた数です。
例えば5の平方数なら25(5×5)となります。
さすがに10×10までは覚えているはずです。
中学受験の場合は最低でも19×19までは覚えておきたいところです。
- 11×11=121 12×12=144
- 13×13=169 14×14=196
- 15×15=225 16×16=256
- 17×17=289 18×18=324
- 19×19=361

これ覚えるのはきつくない…??

では、あまり好きではないけど語呂合わせを載せとくよ…
平方数の覚え方(語呂合わせ編)
できれば普通に覚えてほしいですが、どうしても無理という方はこちらで覚えてください。
語呂合わせは自分で作ると記憶に残りやすいのでぜひ親子で考えてみてくださいね!
11×11=121(いちいち人に言う)
12×12=144(いつ?いつ?イシシ…)
↑給料日をイメージ
13×13=169(いざ!イチロー君)
14×14=196(いいよいいよで一苦労)
15×15=225(いこー!いこー!夫婦でゴー!)
16×16=256(いろいろ煮込む)
17×17=289(いーな!いーな!二泊)
↑一泊しかできなかった子をイメージ
18×18=324(いやいや三人よ?)
19×19=361(いく!いく!寒いところ)

語呂合わせは面白いなー!

状況をイメージして頑張って覚えてね!
【算数の計算に強くなる】中学受験の算数で覚えておくこと42個!3.14九九

これは絶対に覚えなければいけないやつ!

よーし!がんばるぞー!
- 3.14×1=3.14
- 3.14×2=6.28
- 3.14×3=9.42
- 3.14×4=12.56
- 3.14×5=15.70
- 3.14×6=18.84
- 3.14×7=21.98
- 3.14×8=25.12
- 3.14×9=28.26
3.14×5=15.70で覚えるのがポイントです!
なぜなら、筆算をする時に15.7だと位がずれてしまいますからね。


これは覚えるというより計算をいっぱいやってくうちに覚えていこうね!

覚えると筆算も速くなってミスもなくなるね!
【算数の計算に強くなる】中学受験の算数で覚えておくこと42個!おうぎ形編
おうぎ形の計算でつまずく子が多いワケ
3.14つながりでおうぎ形の中心角の割合も代表的なものは覚えましょう!
おうぎ形の面積の公式は
半径×半径×円周率×中心角/360度ですね。

うわー!
出た……
この計算でつまずく子が非常に多いです。
まず中心角/360度の約分が大変なんですよね…。

もうひとつは分数のかけ算でつまずく子が出てしまいますが、まずは分数部分の約分を解消しましょう!
であるならば、いっそ覚えてしまえば楽ですよね。

えー-!!
1度から360度まで全部覚えなきゃいけないの?

いや実は角度で出てくる数字はだいたい決まっているんだよ!
ちなみに私は途中式はそんなにうるさく子供に注意をしないのですが、この「円とおうぎ形」の単元のときは、途中式を必ず書かせます。この単元はトラップが多く子供のミスが多く出るところです。
30度シリーズ
- 30度=1/12
- 150度=5/12
- 210度=7/12
- 330度=11/12
60度シリーズ
- 60度=1/6
- 300度=5/6
120度シリーズ
- 120度=1/3
- 240度=2/3

うわー--
ムリムリィー-!!

30度、60度、120度シリーズはとりあえず30度が1/12と覚えておけば何とかなるよ!
いずれは覚えてほしいけどね!
45度シリーズ
- 45度=1/8
- 135度=3/8
- 225度=5/8
72度シリーズ
- 72度=1/5
- 144度=2/5
- 216度=3/5
- 288度=4/5

ここも最低限として45度=1/8、72度=1/5を覚えておけば何とかなるよ!

それなら覚えられそうだ!
【算数の計算に強くなる】中学受験の算数で覚えておくこと42個!まとめ
今回は計算に強くなるために中学受験の算数で覚えておくことを42個をご紹介しました。
近年の算数の入試問題はどんどん難しくなっています。
だからといって試験時間が長くなっているわけではないので、いかに計算力をつけて早く終わらせるかはこれからどんどん大事になります。
- 1/4=0.25 3/4=0.75
- 1/8=0.125 3/8=0.375
5/8=0.625 7/8=0.875 - 4×25=100 8×125=1000
12×15=180 - 11×11=121 12×12=144
13×13=169 14×14=196
15×15=225 16×16=256
17×17=289 18×18=324
19×19=361 - 3.14×1=3.14 3.14×2=6.28
3.14×3=9.42 3.14×4=12.56
3.14×5=15.70 3.14×6=18.84
3.14×7=21.98 3.14×8=25.12
3.14×9=28.26 - 30度=1/12 150度=5/12
210度=7/12 330度=11/12 - 60度=1/6 300度=5/6
- 120度=1/3 240度=2/3
- 45度=1/8 135度=3/8 225度=5/8
- 72度=1/5 144度=2/5
216度=3/5 288度=4/5
いきなり全部覚えるのは大変ですが少しずつ覚えてくださいね!
計算ができるようになったら問題集で力をつけましょう!
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (4件)
へー
明日本番なので頑張って移動中に覚えます。
頑張ってきます!
は?
おぼえますぅ!