【中学受験】母親のストレス解消法!入試を笑顔で乗り切るために!

母親 ストレス 
生徒A君

君たちが合格できたのは父親の「経済力」そして、母親の「狂気」だ!!

さば先生

A君…どうした??笑

生徒A君

「二月の勝者」のマンガがすごい面白くてさ!!
やっぱ親の子供への接し方って大事だよねー!

さば先生

君はどの立場でモノを言っているのよ……

さば先生

ていうか……
マンガ読んでないで勉強しなさいよ!!

生徒A君

……はい。

ドラマ、マンガで話題となった「二月の勝者」ですが、塾側から見ると誇張している部分も多く、すべてが真実ではありません。

でも、あの中で母親の子供への接し方に関しては、かなり現実に近いのではないかと感じました。

実際に中学受験をする子供をサポートするお母さま方はかなりのストレスをため込んでいるはずです…

私の塾にも毎日のように母親からの心配の電話がかかってきます。

だいたいそういう時は、話をただ聞いているだけでスッキリして電話を切られますが…

さば先生

私は長くて2時間ほどお母さんのグチを聞いていたこともあります。
だいたい同じ話の繰り返しなんですが……

アンケート 受験の時に支えになった人
栄光ゼミナール 2022生徒・保護者アンケートより

このデータからも母親の存在が受験生に大きな影響を与えていることがわかります!

保護者

母は偉大だわ…

中学受験において子供の入試結果は母親の子供への接し方次第といっても過言ではないと思っています。

ぜひこの記事を読んで、まずはあなたのストレスが少しでも軽減されればとても嬉しいです。

この記事を書いた人:さば先生

自己紹介
先生 さば

中学受験の塾講師として18年今までの教えてきた生徒数は3000名以上。教室長としても複数教場を運営後、算数の教科責任者として若手の育成や教材作成を手掛ける。現在は東京の有名塾の管理職かつ現役で教壇に立ち続けています!

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目次

【中学受験を乗り切る】母親のストレス解消法

中学受験 母親 ストレス解消法

中学受験の母親ってとにかくやる事が多いんですよね。

あれもこれもとなるのでストレスの溜まる原因も増えるわけです。

少しでもあなたの負担を減らして、入試を笑顔で乗り切るためにストレス解消法を5つご紹介します。

  • 家族内で分担を決める
  • 子供の勉強にかかわることを最小限にする
  • ママ友とは関わらない
  • 趣味の時間を作る
  • 子供がどうあってほしいかを考える

家族内で分担を決める

まずは「ほめ役」、「怒り役」を決めましょう。

父親が協力的でなければ兄弟でも祖父、祖母でも構いません。

(父親が協力的ではない時点でストレスが溜まりますがそれは……)

さば先生

家族総出で子供を応援していくことが大切です!

これを決めるとだいたい母親が「怒り役」になってしまうのですが、だいたいのご家庭の子供は母親が怒ることに慣れてしまっています。そんな場合は、あえて母親が「ほめ役」を演じたほうが良い場合もあります。

塾の送り迎えは誰が行くか、塾の保護者会や面談の誰が行くか、休日は誰が子供の勉強を見るか、などもせっかくの機会なので見直しましょう!

もっといえば普段のごみ捨てや掃除や洗い物当番も……

例えば、私も子供が2人いますが仕事柄、帰りが遅いので休みの日だけは娘の塾の送り迎えをしています。

(塾の面談や保護者会は、私は同業ゆえに裏ばかり見えてしまうのであえて行きません…)

塾で見ているとお姉ちゃんがお弁当を持ってきたり、子供の塾への送りはおじいちゃんがしているなどはよく見かけますね。

子供の勉強に関わるのは最小限にする

「勉強しなさい!」

「もう塾(受験)なんてやめなさい!」

「こんな成績じゃ受験に落ちるわよ!」

これ何だかわかりますか?

子供が親に言われて嫌なセリフTOP3です!

保護者

なにこれっ??
私が毎日子供に言っていることじゃない!!

さば先生

………………。

あなたも一度は言ってしまったことがあるセリフかもしれません。

でもこれを言われてやる気が出る子はいませんよね?

やる気が出ない=成績が上がらない

保護者

それは分かってるけど…
つい子供を見てると言っちゃうのよねー

さば先生

子供に言ってしまう気持ちは痛いほど分かりますがグッとこらえましょう!

「親子喧嘩はプラスにならない」「喧嘩の時間が勉強の時間を奪ってもったいない」なんてことは分かってるけど、目の前の子供を見ると言ってしまうんですよね。

であるならば……

いっそ子供と勉強面に関しては距離を置いてみるのはどうでしょうか?

保護者

でもそんな事をしたらうちの子は本当に勉強しなくなっちゃうわよ!!

さば先生

そこで塾の出番ですよ!

私が見なくなったらうちの子は全然勉強をしなくなるし、成績だって下がるに決まってる!と思われる方がほとんどですよね。

塾に電話をして自習室が使えるかを確認しましょう。

保護者

でもうちの子が自習室でちゃんと勉強するか心配です…
もしかしたら友達としゃべってるだけかもしれないし………。

さば先生

自習室に行かせるだけだと、ちゃんとやってるかどうか心配ですよね!

自習室に通わせるのは不安な方も多いかもしれません。

でも、塾にはテレビやゲームなどの誘惑はありません。

そして何より親子喧嘩をすることがありません!

ただ、それでも心配だという方も多いでしょう…

心配な方は、塾で何を勉強するのかをToDoリストにして持っていき、帰ってきたらリストのチェックをしましょう!

ToDoリストは子供と一緒に作成してください。親だけで作成するリストは量的、時間的に無理を強いがちですので…できないとまた親子ゲンカが始まります。もしToDoリストを消化できなければ、子供と相談をして修正を繰り返していけば良いのです。

SAPIXなどにお通いの方で自習室なんてないわ!という方もいますよね。
自習室がない方はToDoリストを渡して子供に一人でやらせてみましょう。
図書館でも、子供部屋でも構いません。

もしかすると初めは成績が下がってしまうかもしれません。

でも、ここで自立心を養うことは長い目で見ればプラスになりますよ!

ママ友とは関わらない

中学受験は大変です。

すごく大変なことなのに、意外と母親は孤独だったりします。

保護者

そうなのよ…
なかなか相談する相手もいなくて困ってたわ…

そうすると同じ中学受験を志す状況の仲間には特に親近感を抱き、自然と仲良くなっていくものです。

それがいわゆる「受験のママ友」というやつですね!

初めはママ友ができて心強いのですが…

保護者

ママ友ができて初めは嬉しかったんですけど…

さば先生

想像はできます…
「ママ友」がストレスになってしまうんですね…

はじめはお互いに励まし合って仲間ができて良かったなぁと思うんですが…

やはり人間関係、特に女性同士なので色々とめんどくさいことになるんですね。

保護者

そうなんですよ…
聞きたくないうわさなんかも耳に入ってきたりもするし……

それぞれ目指している所も違いますし、お子様の性格も成績も違うし、生活環境も違うので当たり前ですね。

成績が落ち込んでいる時に相手の自慢話はストレスでしかありません!

私の塾では入試期間中はママ友のLINEグループを禁止しています。

LINEグループで「うちの子は合格したけど、そっちはどう?」なんて平気で聞いてくる方もいます。

保護者

でもこの大変な中学受験を一人で乗り切るのはつらいわ…

さば先生

わかります!
そこで奥の手ですが……
SNSを有効活用です!

保護者

え……
SNS…ですか??
SNSってLINEとかTwitterとかインスタとか?

そうはいっても、大変な中学受験を孤独で乗り越えるのはつらいですよね。

そこでオススメなのが「Twitter」です。

色々とSNSはありますが不特定多数の方と文章でつながることができるのが「Twitter」です。

なぜ「Twitter」をオススメしているかというと、ムダな情報は捨てて、必要な情報だけを得ればよいのでストレスフリーだからです。

例えば、悩みや不安をツイートすれば全国のママたちが答えてくれます。

同じような状況で共感できるツイートは励みにもなります。

ぜひSNSをフル活用してみましょう!

Twitter調査

私のTwitterでママ友がどれぐらいいるか調査しました。

twitter調査 ママ友
twitter

皆様、孤独で奮闘しているようです。

苦労されているんだなあと感じます。

趣味を見つける

これは思い切った作戦です。

ある意味、現実逃避でもありますが、興味を他に移すという事です。

幸いにも家族で分担をして、子供は自習室に行き、ママ友とのお茶の時間もなくなったわけです。

保護者

確かに時間にも余裕ができるわね…
でも私にはたいして趣味もないからなー

さば先生

オススメは体を「動かすこと」か「資格を取ること」ですね!

もし、趣味が特にないなあという方は、「体を動かすこと」か「資格を取ること」をオススメします。

「体を動かすこと」がオススメなのは疲れるからです。

疲れれば夜もぐっすり眠れて子供の心配を毎晩することがなくなります!

保護者

なるほどね…
不安や怒りでよく眠れないことは確かによくあるわ。

さば先生

お母さん…
怒りは怖いですね……

プールでも地域のテニスやバレーボールでも何でも構いませんが、個人的にはジムをオススメします。

実は私も講師の傍らでジムに通い、筋トレをずっとやっています。

体作りは勉強と似ていてすぐに結果は出ないので子供の気持ちを理解することもできますよ!

「資格を取る」ことは、子供と同じ「合格」を目標にしていることが良いです。

親の勉強している姿を子供に見せるのは一番効果的と言われています。

お子様と一緒に「合格」を目指してお勉強を!

子供にどうあってほしいかを考える

あなたはお子様にどうあってほしいですか?

勉強してほしい、素直に言う事を聞いてほしい、偏差値60を取ってほしい……

あなたのお子様が生まれたときに、一番に考えたのはこんな事だったでしょうか?

きっとこんなことを思ったはずです。

「ずっと健康でいてほしい」

私にも子供が2人います。

上のお姉ちゃんは幼稚園の時、大きな病気にかかり2か月間入院しました。

1か月間半もの間、食べ物は何も食べず、ずっと点滴でした。

そんなある日の朝、お見舞いに行ったときに病院の食事を、小さい体で、手を震わせながら一口食べた娘の姿を見て涙を流したのを今でも覚えています。

その時に思いました。

「この子が元気ならそれでいい」

それから時が過ぎ、今でも後遺症のせいで薬は飲み続けていますが、日常生活には何の問題もなく元気に暮らしています。

元気すぎてうるさい!

そしてそこに反抗期も加わり、こちらがイライラする事も増えてきました。

年頃の女子は本当に生意気なので、手を上げたいぐらいイラっとすることがあります。

でもそんなときに私は「娘が健康ならそれでいいや」と思うようにしています。

少しだけですが気が休まりますよ。

最後に

今回は「母親のストレス解消法」ということで5つ挙げさせていただきました。

  • 家族内で分担を決める
  • 子供の勉強にかかわることを最小限にする
  • ママ友とは関わらない
  • 趣味の時間を作る
  • 子供がどうあってほしいかを考える

5つ全てができなくても、この中の1つ、2つでも参考にしていただき、あなたが楽になってくれれば幸いです。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

アドセンス

母親 ストレス 

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