私は中学受験算数の講師をしています。
私の塾では掲示物やパズル用具や本棚など色々なコーナーがあります。
その中でもひと際人気があるのが「小学生新聞」のコーナーです。
授業前や休み時間などに取り合いになるほど生徒が集まっています。
高学年だけではなく3年生や4年生も熱心に小学生新聞を読んでいます。
みんな何を読んでいるのかな??
マンガコーナーかな?( ´∀` )
違うよ!
僕はこの1面のニュースを見てるんだよ!
(後でマンガのところも読むけども・・・・)
どうせマンガでも読んでいるんだろうなぁと思ってチラッと見ると意外と1面の記事を難しい顔をして読んでいます。
読み終わると私にちょっと偉そうに「こんな事が小学生新聞に書いてあったよー」と報告してくれます。
子供たちは新しいことを知るのが大好きです。
小学生新聞って中学受験に意味があるの?
新聞を読んでいる子と読んでいない子は中学受験では大きく差がつきます。
中学受験をするなら小学生新聞はぜひ読んでおきましょう!
あ、〇〇塾の〇〇先生が記事書いてるー-!
実際に新聞の中身を見ると実は各有名塾の講習案内であったり、合格実績だったりの広告が目につきます。
紙面上でも塾の講師が登場して記事を執筆したり、問題の解説をしています。
塾が「小学生新聞」に関わっているので中学受験に有利になることは間違いありませんね。
受験以外で考えても、ご家庭内でニュースについてお子様と語り合うことはとっても素敵ですよね。
ぜひ、リビングで「子供と世界を語り合う」姿を想像しながら購読をご検討してみてください。
- きょうこ先生の目で覚える!算数
- 国語に強くなる 小学校6年間で習う漢字
- 実物大ずかん クラゲ編
\今なら キャンペーンで色々もらえる/
この記事を書いた人:さば先生
中学受験の塾講師として18年。今までの教えてきた生徒数は3000名以上。教室長としても複数教場を運営後、算数の教科責任者として若手の育成や教材作成を手掛ける。現在は東京の有名塾の管理職かつ現役で教壇に立ち続けています!
twitterで中学受験のお役立ち情報を毎日発信中!フォローお願いします。
おすすめの小学生新聞3社を徹底比較
小学生新聞の大手3誌をご紹介します。
どこの新聞も「ふりがな」がふってあるので小学校3年生から読むことができます。
朝日小学生新聞
- ページ数:8ページ
- 発行間隔:毎日発行
- 月極価格:2100円(税込み)
- 部数:11万部
中学受験に強い
時事ニュースをはじめ、地理、歴史、天体、実験、クイズなど直接的に中学受験に役立つ記事コーナーが多数あります。
天声こども語
文章の型が学べます。
読むだけでも意味はありますが、書き写したり、要点をまとめることで国語の勉強になります。
私立中学の受験はもちろん、公立の中高一貫校の受検にも大変役立ちます。
読売KODOMO新聞
- ページ数:20ページ
- 発行間隔:毎週木曜日(週1回発行)
- 月極価格:550円(税込み)
- 発行部数:20万部
週1回発行
週に1回の発行なので、朝に時間を作るのが大変な人、おためしとして購読するなら読売KODOMO新聞は良いです。
週1回なのでお値段もリーゾナブルです。
ウィークリー学習シート
週に1回、新聞を読み返しながら時事問題の理解を確認するテストを受けることができます。
毎日小学生新聞
- ページ数:平日8ページ 休日12ページ
- 発行間隔:毎日発行
- 月極価格:1750円(税込み)
- 発行部数:9.9万部
図や絵が多い
子供が理解しやすいように図や絵を多用し、できる限り時事問題を分かりやすくする工夫がされています。
記事に偏りがない
幅広く興味や関心をもてるように、記事に偏りがなく多くの事を学ぶことができます。
小学生新聞3社を5つの項目で比較
小学生新聞3社を比較してみました。
朝日小学生 | 読売KODOMO | 毎日小学生 | |
コスパが良い | |||
発行部数 | |||
受験に役立つ | |||
読みやすさ | |||
内容の多さ |
中学受験には「朝日小学生新聞」がおすすめ!
3誌をご紹介しましたが
おすすめは「朝日小学生新聞」です。
私の塾でも「朝日小学生新聞」をとっています。
デザイン性、読みやすさ、子供の興味への関心のひきつけなどの利点もありますが、
朝日小学生新聞が3誌の中で圧倒的に中学受験を意識した作りになっているからです。
- きょうこ先生の目で覚える!算数
- 国語に強くなる 小学校6年間で習う漢字
- 実物大ずかん クラゲ編
\今なら キャンペーンで色々もらえる/
朝日小学生新聞が中学受験で有利な点
時事問題に強くなる
朝日新聞社は毎年約80校の前年度の入試問題の時事問題を分析しています。
そこからよく出るテーマを抽出し、来年度の入試問題を予想しているのです。
入試問題を研究しているなんてすごいわね…
逆に学校側が朝日小学生新聞の記事を参考にして出題しているケースも多いです。
かなり中学受験を意識した作りになっているんですね。
入試問題の時事問題ってだいたい9月頃までの内容が入試には出るんですよ!でも……。
ただし、重要な事項が10月以降にあった場合には、それ以降も出題されることもあります。
そうなると、時事問題の本や問題集では対応できません。
僕はいつも新聞をすみからすみまで読んでるから平気だよ!!
朝日小学生新聞を習慣的に読んでいる子であれば、最新の話題であっても心配はいりません。
関西の人気塾「浜学園」と「朝日小学生新聞」がコラボして「かれとぴ!」というニュース解説動画があります。
もともと浜学園の生徒用に作っている時事問題の動画サービスを朝日小学生新聞の読者も見る事ができます。
これで中学受験の時事対策はバッチリですね。
様々な分野に興味を持つことができる
朝日小学生新聞にはいくつもコーナーがあります。
天声こども語、漢字、ウィルス、環境問題、都道府県、地理や産業、マンガ、英語、仕事紹介などなど
僕はマンガが一番好き!!
ま、まあ…
新聞を読む習慣がついたならそれでもよし!
これだけの情報があれば子供も最低でも1つ~2つのことには興味を持つはずです。
子供は興味をもつと自ら積極的に学んでくれます。
その機会を得られるだけでも朝日小学生新聞を購読する意味があるといえます。
コーナーの中で特におすすめがあります。
「天声こども語学習ノート」です。
私も過去に低学年でこのノートを使っていました。
これは非常に優れモノです。
国語のトレーニングだけではなく時事問題も同時に学べます。
書き写すだけでも論理的な文章が頭の中に入るので良い勉強になりますね。
記述問題を空欄にしてしまう子には特におすすめですよ!
そこにプラスして意味調べや要約をする場所があるのが特徴です。
語彙力の増加と近年の文章の長文化において重要な要約の練習ができる素晴らしいノートです。
ぜひ試してみてくださいね!
色々なノートの別の取り方・書き方についてはこの記事を見てください。
親子の会話が増える
朝日新聞社のアンケート調査では実に8割以上のご家庭で子供だけではなく親も読んでいると回答しています。
小学生向けとあって大人が読むと非常にやさしく読みやすいんですよね。
私も家で新聞を読む時間がなかったときは、塾に届いている朝日小学生新聞のニュースを見ることもありますので・・。
(実は私も読んでいるなんて子供達には言えない・・)
中学受験を始めるときは子供の可能性を信じて親は胸を膨らませて入塾をさせます。
しかし
「勉強をしない・・約束を守らない・・テストで点数が取れない・・・。」
この現実を見て、子供の事が心配だからこそ、ついつい文句を言ってしまうのは親として当然です。
でも本当は笑顔で会話をしながら、入試で合格できるのが一番ですよね。
(あーあ・・・
また子供とケンカしちゃったわ・・・)
朝食のリビングで朝日小学生新聞を通して「子供と世界を語り合う」のはいかがでしょうか?
- きょうこ先生の目で覚える!算数
- 国語に強くなる 小学校6年間で習う漢字
- 実物大ずかん クラゲ編
\今なら キャンペーンで色々もらえる/
まとめ:「朝日小学生新聞」で中学受験対策をしよう!
今回は小学生新聞のご紹介をしました。
オススメは朝日小学生新聞です。
中学受験をするのであればプラスになることが多いです。
理由は3点あります。
- 時事問題に強くなる
- 様々な分野に興味を持つことができる
- 親子の会話が増える
時事問題は理科・社会の入試問題で直接役に立ちますし、好奇心旺盛な小学生が様々なことに興味を持つ機会が得られるのは非常に大きいですね。
そして「子供と世界を語り合おう」!
最後まで親子二人三脚で笑顔で中学受験を乗り切りましょう。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント