中学受験の志望校選び!いつから?どうやって?子供の明るい未来のために

計画
保護者

志望校っていつから考えればよいのかしら・・?
私が中学受験をしていないからわからないわ・・

志望校はいつから考えればよいか?

保護者の方に塾でよく聞かれる質問です。

特に保護者の方が中学受験をしていない場合は不安に思ってしまうこともあるでしょう。

保護者

子供の成績も伸びるかもしれないし、男子校だか共学校かもはっきり決まってないんですよ…

もしかしたら、こんな風に思っていて志望校を決められないという事もあるはずです。

  • 「急に子供が〇〇中学に行きたい!」
  • 「急に共学校のがいいかな」
  • 「公立の中高一貫校もいいな」
  • 「キリスト教など宗教色のある学校に行きたい」

どんな場合にも備えて、できるだけ多くの中学校を見ておきましょう。

保護者

なるほど……
ではいつ頃から学校説明会には行けばいいですか?

さば先生

早ければ早いに越したことはありません。
最近はコロナの影響で学年制限をしてるところもありますので、行けるところは積極的にいきましょう!
ミライコンパスで熱い争奪戦が!?

保護者の方は学年に関わらず機会を見つけて学校説明会にどんどん参加しましょう。

「学校説明会に行ったけど実際には受験しない」

ということになっても決して無駄にはなりません。

色々な学校を見ておいた方が比較対象が増えるので、あらためて自分の志望校の良さを確認できるという利点のほうが大きいです。

志望校の決定はできるだけ早く決めたいです。

「志望校決定は子供のモチベーションアップの最大の材料」ですからね!

さば先生

まずは、親が大好きな学校を作る!
そしてその学校の良さを存分に子供に伝えるという流れが良いです!

  • 志望校をいつ決めるのか知りたい
  • 志望校は何校選ぶべきか知りたい
  • 志望校はどうやって選ぶのかを知りたい

ぜひこのような疑問をお持ちの方は最後まで読んでみてください!

この記事を書いた人:さば先生

自己紹介
先生 さば

中学受験の塾講師として18年今までの教えてきた生徒数は3000名以上。教室長としても複数教場を運営後、算数の教科責任者として若手の育成や教材作成を手掛ける。現在は東京の有名塾の管理職かつ現役で教壇に立ち続けています!

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目次

中学受験の志望校選び!いつから考えればいい?

保護者

とりあえず塾に入ったけどはっきりと志望校が決まってないんです……

さば先生

別に大丈夫ですよ!
実は明確に決まっている子ってそんないないんです……

意外と塾に入ってくる子でも志望校はほとんど決まっていない子も多いんですよ。

そもそも中学受験をするかしないかもわからないなんてご家庭もありますからね。

志望校の決定時期はこんな感じで考えるとよいですよ。

  1. 小学3・4年生「憧れの第1志望校」を見つける。
  2. 小5年生 「第一志望校、第二志望校、(第三志望校)」を見つける。「押さえ校」も考え始める
  3. 小6年生 「第一志望校、第二志望校、第三志望校、押さえ校、予備の学校」を見つける

6年生になると過去問題を解くことになります。

その頃までには第三志望校までは決めておきましょう!

保護者

予備の学校って何だろう・・・

第一志望校や押さえ校は分かると思いますが予備の学校とは何か?

予備の学校とは予期せぬ結果になった時、いざという時に受ける可能性がある学校のことです。
予期せぬ結果とは大きく2つのパターンが考えられます。
・思わぬ良い結果(うれしいパターン)になった時、チャレンジ校です!記念受験のつもりで!
・思わぬ悪い結果だった場合の備えて確実に合格できそうな学校(押さえ校とは別に)を用意しておく

6年生であればここまで考えておきたいところです。

今はネット出願がほとんどなので願書等は用意する必要はありませんが、予定にはしっかり入れておきましょう。

保護者

ネット出願が今は当たり前なんですね…

さば先生

今は逆にネット出願じゃない方が珍しいくらいですよ。
皆さんが格闘している「ミライコンパス」です…

予備の学校についてはこちらの記事にも詳しく書いています。

中学受験の志望校選び!受験までに何校を選べばよい?

私は毎年、大手塾が集まって開催される「2022年度の入試総括」のセミナーに参加しています。

2022年度入試では受験生の出願校数の平均は7.5校、受験校数の平均は5.5校某大手塾の広報部が発表していました。

保護者

意外と多いんだなぁ・・!

意外と多いと思うかもしれませんが、この中には同じ学校を複数回申し込んで試験を受けることもありますし、1月受験などのお試し受験も含めた数になります。

実際に受験をする学校は、平均すると3校から4校です。

さば先生

これはあくまで平均で1校で受験が終わる人もいます。
6校、7校と頑張って受ける子もいます……。

保護者

(早く合格して終わりたいわ……)

あくまで平均なのでもちろん人によって変わります。

うまくいけば初日で第一志望校に合格して他は受けずに終了ということもありますし、逆になかなか合格がもらえないときは予備の学校を受けざるを得ない状況もあります。

どんなことがあってもいいように、多くの学校説明会や見学会に参加して子供を通わせたいと思う学校を5校以上用意しておくようにしましょう。

理想的な組み合わせはこんな感じです。

  • チャレンジ校(目標校) 1校
    自分の偏差値の5ぐらい上の学校
  • 実力相応校 2校
    自分の偏差値±2ぐらいの学校
  • 押さえ校 1校
    自分の偏差値の5以上下の学校
  • 予備の学校2校
    思わぬ良かった(悪かった)結果の時に受ける学校

ここでひとつ注意点!
第1志望校(チャレンジ校)ですが、もちろん今の自分の偏差値より高いところを選んでそこに向かって勉強を頑張っていくことは大切です。ただ、あまりにも手の届かない学校を志望するのはやめた方がよいです。もちろん子供が急激に伸びることもあります。ただ6年生になると現実的な判断が必要になります。面談等を経て6年生になって第一志望校を変えなければいけないという事態に陥ります。これが一番子供のモチベーションが下がる原因です。6年生になってこれは非常に痛いところです。ある程度ここなら届くかも!という学校を考えておきましょう。

志望校の選択で迷うときは塾の講師に積極的に相談しましょう。

受験校が決まったら志望校対策を家庭教師にお願いするのも良いですよ。

中学受験の志望校選び!まとめ

志望校というのは子供の中学受験の勉強において一番のモチベーションアップに繋がります。

だからできる限り早めに志望校を決めましょう!

ちなみに私のtwitterでのアンケートで誰が志望校を決めましたか?のアンケートをしました。

中学受験 志望校 誰

非常に興味深いものでした!

6年生になってあせって志望校を決めているようなご家庭は残念ながらうまくいかないケースが多いです。

保護者の方と生徒が同じ目標(志望校が一致)をもっているご家庭のが絶対にうまくいきます。

中学受験 生徒 保護者 塾 二人三脚

ぜひ勉強の妨げにならない範囲で家族で話し合う時間を作ってみてください。

学校の情報は何も説明会だけではありません。

意外と情報収集でオススメなのが小学生新聞です。

中学校の特集もよくやっていますからね!

小学生新聞で最新情報を掴みつつ、学校のHPも積極的に見るようにしましょう!

志望校の一番の選び方は

「子供がその学校に楽しそうに通っている姿が想像できる」学校がご家庭にあった志望校だと思います。

ぜひ多くの学校を見て志望校を決定してもらいたいですね!

それでは最後までお読みいただきありがとうございました!


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